Tweet

 オーストリアの語彙から


作成 2009年8月13日
最終更新 2011年1月20日



この語彙集は、ポリグロット外国語研究所発行メールマガジン『実践ドイツ語講座』掲載の、『時事ドイツ語講読 オーストリアのニュースから』で登場したものを整理したものです。

ここでは同メルマガに倣い、特殊文字を次のように表記しています。

ä, ö, ü → ae, oe, ue
ß → ss
á, é, ú → a', e', u'
â, ê, î, ô, û → a^, e^, i^, o^, u^
è, à, ù → e`, a`, u`
ç → c,
ë, ï, ü, ÿ → e:, i:, u:, y:


A

・Akk. abdecken・・・(Akk.を)満たす
・-r Abfall・・・(宗教・政治等で)離反
・Akk. abhalten・・・(Akk.を)催す
・Akk. ablehnen・・・(Akk.を)拒絶する。元々の意は「支え(Lehne)を取り去る」。
・-e Abordnung・・・代表団
・-e Absage an Akk.・・・(Akk.の)拒絶
・abschneiden・・・成果をあげる
・Akk. absolvieren・・・(Akk.を)修了する。absolut(無条件の)等と同じく、ラテン語のabsolvere(切り離す)に由来。
・-r Abstand・・・距離、へだたり。原義は「断念」で、17世紀以降、外来語Distanzの固有語版としても用いられるように。
・Dat. Akk. abstatten・・・(Dat.にAkk.を公式に為すべきこととして)行う。中高ドイツ語のstaten(ある場所(Stelle)へともたらす)に由来。
・-e Abstiegsgefahr・・・没落の危機
・abstrafen・・・処罰する、懲らしめる
・adrett・・・きちんとしていて好感の持てる。フランス語のadroit(巧みな、きちんとした)を17世紀に借用。
・-e Affaere・・・厄介事、揉め事。17世紀にフランス語で同義のaffaire("avoir a` faire(関わりを持つ)"に由来)を借り入れた語。
・Akten(Pl.)・・・文書。ラテン語のacta(叙述)より。
・e- AG・・・Aktiengesellschaft(株式会社)の略称
・akut・・・緊急の。ラテン語のacutus(尖った)より。
・alias・・・別名は。Alternative(二者択一)やAlibi(アリバイ)と同様、ラテン語のalius(他の者)に由来。
・alles andere als …・・・…などではない
・-r Altbuergermeister・・・かつての(alt-)市長(Buergermeister)
・amtlich・・・公の、官庁による
・-e Anfrage・・・(議会での政府への)質問
・Akk. angeben・・・(Akk.を)述べる、挙げる。
・Angehoerige (pl.)・・・近親の者たち
・angesichts Gen.・・・(Gen.に)直面して。
・-e Angst vor Dat.・・・(Dat.への)不安
・-e Anklagebehoerde・・・検察庁。(<Anklage(告訴))
・-e Anlage・・・施設
・-r Anlass・・・機会
・-r Anlegerbetrug・・・投資者への詐欺行為
・annaehernd・・・おおよそ、ほぼ
・annehmen・・・推測する、想定する。本来は「受け入れる」という意味ですが、「他者の見解を真実として受け入れる」ことから、「推測する」の意が発展。
・Akk. anonymisieren・・・(Akk.を)匿名化する。由来はギリシア語のo´noma(名前)に、否定の前つづりan-。
・-e Anordnung・・・指令
・jdm. Akk. hoch anrechnen・・・(jdm.のAkk.を)とりわけ評価する。
・-r Anreiz・・・刺激、促し
・sich Akk. anschaffen・・・(Akk.を特に切なる理由もなしに)入手する
・der Ansicht(Gen.) sein・・・~という意見である。
・auf Akk. ansteigen・・・(Akk.にまで)上昇する
・-r Anteil・・・関与, 割り当て
・an Dat. Anteil haben・・・(Dat.に)関与する
・jdn. antreffen・・・(jdn.と)出会う
・antreten・・・(仕事などのために)現れる
・anziehen・・・(価格などが)上昇する
・-e APA・・・オーストリア最大の通信社である、Austria Presse Agenturの略称。
・-e Apostasie・・・背教、棄教。ギリシア語で同義のapostasi´aより。
・arbeitsam・・・勤勉な
・-r Arbeitsmarkt・・・労働市場
・-s Arbeitsmarktservice・・・就労補助などを業とする、オーストリアの企業。
・artgerecht・・・[動物で]種の必要を満たした
・auf Akk.・・・(Akk.の)程度に
・-e Auffuehrungspraxis・・・演奏法
・aufgrund Gen.・・・(Gen.の)ために
・jdn. aufhetzen・・・(jdn.を)扇動する。hetzen(駆り立てる)は元々、hassen machen(憎しみを持たせる)の意。
・Akk. aufkuendigen・・・(Akk.の)解約、解消を告げる
・-e Auflage・・・何らかの条件をもって課せられる義務。Aufgelegtes(課せられたもの)に拠る官庁語。
・-r Auftakt・・・弱拍によるフレーズの始まりを指す音楽用語。
・-r Auftrag・・・委託、下命
・auftreten・・・振舞う
・-r Auftritt・・・舞台への登場
・Akk. aufweisen・・・(Akk. を)示す
・Akk. aufwerfen・・・(Akk.を)投げかける
・Akk. ausbauen・・・(Akk.を)拡充する
・-e Ausbeute・・・収穫
・ausbrechen・・・勃発する
・ausdruecklich・・・はっきり表明された
・ausfallen・・・特定の結果となる
・-e Ausgabe・・・発行物、版
・ausgepraegt > auspraegen・・・際立った。auspraegen(貨幣などを鋳造する→はっきりと形に出す)の完了分詞が形容詞として用いられているもの。
・zum 1:1 ausgleichen・・・1対1の同点にする。1:1は"Eins zu Eins"と読みます。
・ausgraben・・・掘り出す、発掘する
・Akk. ausloesen・・・(Akk.を)呼び起こす
・Akk. ausmachen・・・総計でAkk.の額になる
・Akk. ausrauben・・・(Akk.を)まるごと収奪する、身ぐるみ剥ぐ。元にある名詞Raub(略奪(品))はRobe(ローブ)と同様、元来「戦死した敵の死者から剥ぎ取ったもの」の意。
・Akk. ausrufen・・・(Akk.を公的に)告げ知らせる
・-e Aussage・・・供述
・-e Aussage machen・・・言明する
・aussagekraeftig・・・説得力がある
・ausschweifend・・・常軌を激しく逸した。(<schweifen(あてもなくさまよう))
・-e Aussendung・・・通達。〔オーストリアドイツ語〕
・-e Ausstattung・・・設備、備品
・sich zu Dat. aeussern・・・(Dat.について)思うところを述べる
・sich gegen Akk. aussprechen・・・(Akk.に)反対する。
・-s Aussuchen・・・選び出すこと
・Akk. auswaehlen・・・(Akk.を)選抜する
・-e Ausweisung・・・国外追放
・Akk. ausweiten・・・(Akk.を)拡張する
・authentisch・・・信頼できる、本物の。ギリシア語で同義のauthentiko´sに由来するが、auto´sは「自己の」という意であり、元は「(書類など)自分の手で仕上げた」といった意味か。
・-r Autorenfilmer・・・(監督が脚本も書く)自主製作映画(Autorenfilm)の作家

B

・-s Backen・・・(パン・クッキーなど)生地をこねて焼き上げること。
・-s Basteln・・・素人細工・工作をすること。
・-r Baurat・・・建築監督官
・-e Bearbeitung・・・編曲、改訂
・zu bedenken geben・・・(あることについて)注意を喚起する
・Akk. bedienen・・・(偏見などを)促進する
・Akk. beeintraechtigen・・・(Akk.を)侵害する。Eintrag(損害)を与えるの意より。
・-e Befragten > befragen・・・質問をされた人々。
・-e Begruendung・・・理由付け。
・Akk. begruessen・・・(Akk.を)歓迎する、高く評価する
・beisammen・・・一緒に
・Akk. bekannt geben・・・(Akk.を)公に告知する。
・Akk. belassen・・・(Akk.を)そのままにしておく
・jdn. belasten・・・(jdn.を)有罪へと方向付ける
・-r Beleg・・・(支払いなどの)証明資料
・Akk. belegen・・・(Akk.に)履修登録をする
・sich bemerkbar machen・・・表面化する
・Benzinkosten(pl.)・・・ガソリン代
・zu Dat. bereit sein・・・(進んでDat.を)するつもりである。
・ueber Akk. berichten・・・(Akk.について)報告する。中高ドイツ語のberihten(都合よくする(recht machen))より。
・berufen・・・控訴する。(オーストリアドイツ語)
・sich auf Akk. berufen・・・(Akk.を)引き合いに出す、たてにとる
・sich bescheiden lassen・・・つつましい状態に甘んじる。lassenはここでは「~という状態を甘受させる」の意。
・Akk. beschliessen・・・(Akk.を)決定する。原意は「結論(Schluss)に至る」。
・Akk. besingen・・・(Akk.を)歌で賛美する。
・besorgt・・・心配している、不安である
・jdn. bestehlen・・・(jdn.から)盗む
・bei jdm. zu Besuch sein・・・(jdm.を)訪問している
・Akk. betragen・・・(Akk.の)値となる
・jdn. betreuen・・・(jdn.を)世話する、担当する。「誠実(Treue)に守る」の意より。
・-e Bevoelkerung・・・全住民。
・Akk. als ... bezeichnen・・・(Akk.を)...と呼ぶ
・-e Bezirksstadt・・・地区の管轄庁が在する都市。[<Bezirk(管区、郡)。Zirkel(コンパス、サークル)、Zirkus(サーカス)等と同様、ラテン語のcircus(円)に由来。]
・-e Bilanz ziehen・・・結果を総括する。Bilanzは元々商業用語で「利益・損失を合わせた総決算」を意味し、語源はBalanceと同様、ラテン語のbilanx(秤<「二つの皿(lanx)を持つ」)。
・-s Bildungsangebot・・・教育施設の提供
・binnen Dat.・・・Dat.以内に
・bislang・・・これまで
・-e Blamage・・・恥さらし。フランス語動詞bla^mer由来のblamieren(恥をかかせる)が18世紀ドイツにてフランス語風に名詞化された、いわば「独製仏語」。
・boersenotiert・・・上場の。(<Boerse(株式市場))
・-s Brauchtum・・・ならわし
・brav・・・英語・フランス語ののbraveと同様、ラテン語のbarbarus(異国の、無作法な)に由来する語。が、現代ドイツ語ではほぼ子供に対してのみ用いられ、その従順さを褒める「お利口な」、「お行儀のよい」といった意。
・-e Bremse ziehen・・・ハンドブレーキを引く。Bremseは中高ドイツ語のbremse(馬用の鼻ばさみ)に由来。
・-e Briefwahl・・・郵送投票
・brillieren・・・異彩を放つ、抜きん出る。ラテン語で「緑柱石(beryllus)のように輝く」の意より。
・brisant・・・論議を招く。原意は「爆発力の強い」で、平俗ラテン語のbrisare(葡萄の房を押しつぶす)より。
・-r Bruch・・・断絶
・Akk. buecherweise fuellen・・・「(Akk.を)書物的に満たす」が直訳ですが、要するに、沢山の記事を提供するということ。
・… Jahre auf dem Buckel haben・・・…歳である。Buckel(背中)の由来はラテン語のbucca(膨らんだ頬)。
・-s Budget・・・予算。ラテン語のbulga(皮の財布)に由来。
・-s Bundesdenkmalamt・・・オーストリアの文化財(Denkmal)保護を担当する部局(Amt)。
・-s Bundeskanzleramt・・・連邦総理府
・-s BZOe・・・Buendnis Zukunft Oesterreich(オーストリア未来同盟)。2005年、元自由党党首イェルク・ハイダーらによって結成された極右政党。

C

・-s Chambre separee・・・レストランで、内密な会合などに用いられる小さな付属室。フランス語のchambre se´pare´e(分かたれた部屋)より。
・-e Champions League・・・UEFAチャンピオンズリーグ。欧州サッカー連盟(UEFA)主催の、各国上位クラブチームによる国際サッカー大会。
・-r Christbaum・・・クリスマスツリー
・Christi Himmelfahrt・・・(復活祭後40日目にある)キリストの昇天記念日。ChristiはChristusのラテン語属格。
・-r Clip・・・ビデオクリップ。
・-e CSSR・・・チェコスロヴァキア社会主義共和国(C`´eskoslovenska´ Socialisticka´ Repubulika, 1960-1990)の略称

D

・darstellen・・・意味する。
・-s Debakel・・・崩壊、敗北。19世紀にフランス語のde´ba^cle(氷を割ること)より借用された語。
・-e Decke・・・覆い
・-r Deckname・・・暗号名
・-s Dekret・・・(官公庁・裁判所などによる)指令、布告。
・jdn. deportieren・・・(不利益な存在であるjdn.を)追放する。17世紀にラテン語のdeportare(運び去る)を借用。
・dezidiert・・・断固として、はっきりと。英語のdecideと同様、ラテン語の動詞decidere(切断する)に由来。
・-r Dioezesanbischof・・・カトリック教会で特定の教区(Dioezese)を担当する司教。Dioezeseはギリシア語のdioi´kesis(管理)に由来。
・-r Direktor・・・指導者、代表者。16世紀にラテン語の同義語directorが取り入れられたもの。
・-e Dissertation・・・博士論文。元々は16世紀末、ラテン語のdissertatio(討議)を「学術論文」の意で取り入れたもの。
・diskret・・・密かな。ラテン語のdiscernere(分ける)より。
・derart, dass...・・・(dass...)であるほどに
・-s Donauinselfest・・・毎年6月末にドナウ川の中島で催される、ヨーロッパ最大規模の野外音楽祭。
・-e Donaustadt・・・ウィーン22区の別称。
・jdm. drohen・・・(jdm.に危険などが)差し迫る
・drohen, etw zu tun・・・(何か危険・不快なことを)しそうである
・Akk. unter Druck setzen・・・(Akk.を)圧倒する。
・-r Duft・・・香り
・durchaus・・・全く、絶対に。初期の新高ドイツ語で"hindurch und hinaus(通り抜けてさらに先へ)"という空間的な意味で用いられていた副詞が、18世紀以来転用されたもの。
・Akk. durchfuehren・・・(Akk.を)実施する
・durchfuehren・・・実行する。
・duerfte・・・~だろう(duerfenの接続法II式)koennteより強い推量。
・duerftig・・・不十分な、惨めな

E

・-r ECTS-Punkt・・・European Credit Transfer System(ヨーロッパ単位互換制度)はヨーロッパの大学間で、学生の取得した評点(Leistungspunkt)の比較・振り替えを可能にする制度。
・-r Eigentuemer・・・所有者
・im Eiltempo・・・急いで。Tempoはラテン語のtempus(時間)より。
・einberufen・・・召集された。動詞einberufenの完了形が形容詞的に用いられているもの。
・einbuessen, Akk. einbuessen・・・損害をこうむる、(Akk.を)失う。bessernを意味する中高ドイツ語のbueezen、さらに15世紀の職人用語ein puessen(継ぎをあてる)より転じて、喪失の意に。
・Akk. einfahren・・・(収穫されたAkk.を)車で取り入れる
・Akk. einfordern・・・(Akk.を)断固たる態度で請求する
・eingestellt・・・(何らかの)考えを持った。
・sich auf Akk. einigen・・・(Akk.という点で)同意する
・Akk. einmahnen・・・(Akk.を)催促して取り立てる
・sich in Akk. einmischen・・・(Akk.に)介入する
・sich in Akk. einschalten・・・(Akk.に)介入する
・-s Einschreiten・・・介入、対応措置
・Akk. einstellen・・・(Akk.を)再度達成する
・-e Einstellung・・・考え。
・fuer Akk. eintreten・・・(Akk.を)公然と支持する
・-e Einvernahme・・・事情聴取
・Akk. einweihen・・・(Akk.の)竣工の式典を挙げる
・Akk. auf Eis legen・・・(Akk.を)先延ばし、棚上げにする。冷蔵する→凍結状態で保存する、から生まれた比喩的表現。
・Dat. Akk. empfehlen・・・(Dat.にAkk.を)推薦する。
・Ende Juli・・・"Ende(およびAnfang, Mitte) + 月"で時期を示す場合、このように両語とも無冠詞で用います。つまり"am Ende des Juli"などとはなりません。
・engagiert > engagieren・・・真剣に、決然と取り組んでいる。フランス語のengager(報酬(Gage)によって雇う)より。
・-e Enthuellung・・・除幕(式)。「覆い(Huelle)を取る」の意。
・-s Epos・・・叙事詩。18世紀にギリシア語のe´pos(語り)より借用。
・erfolgen・・・(何かの結果として)起きる
・-s Erfordernis・・・要求される条件。
・erholt < erholen・・・回復した
・Akk. erklaeren・・・(Akk.を公に)表明、宣言する。
・Akk. erleiden・・・(Akk.を)こうむる
・ermitteln・・・捜査する
・-r Erzbischof・・・〔カトリックで〕大司教。大司教区(Erzdioezese)の管理者。接頭辞erz-(最大の、第一の)は、ギリシア語のa´rchein(始まりにある)より。
・sich etablieren・・・社会的な地位を固める。ラテン語のstabilire(固定する)に由来。
・-e Etappe・・・段階。本来フランス語の軍事用語e´tape(後方補給地)を18世紀に借用したもので、この語はさらに中期オランダ語のstapel(商業地区)に由来。
・-e EU-Kommission・・・欧州委員会。Kommission(公的委員会)は、ラテン語のcommissio(原義は「統一、結合」、のちに「委託、召喚」の意に発展)を15世紀に取り入れたもの。
・EURO・・・UEFA European Football Championship(UEFA欧州選手権)の略。ドイツ語ではEuropameisterschaft(略してEM)とも呼ばれます。サッカー強豪国の多くがヨーロッパにあるため、当地ではワールドカップに匹敵するほどの人気・話題性を誇ります。
・-s Eurobarometer・・・欧州委員会の委託による世論調査実施機関。Barometerとは本来、気圧を計るための装置で、17世紀英国の物理学者Robert Boyleがギリシア語のba´ros(重さ)とme´tron(尺度)から作り出した語。
・-e EU-Wahl・・・欧州議会議員選挙。5年に一度、欧州連合加盟国がそれぞれ普通選挙により欧州議会へ自国からの議員を送り込むもの。国別に指定された議席数をめぐって、各党で争奪戦が行われます。2009年度の実施は6月4~7日。
・-s Evangelium・・・福音。ギリシア語のeuagge´lion(喜びの使者がもたらすもの)より。
・Ex-・・・以前の
・exklusiv・・・独占的な。ラテン語の動詞excludere(しめ出す)より。

F

・-e Fachmeinung・・・専門家の意見。「壁、仕切り」等を指すFachが、18世紀より「(職業、芸術、学問などの)専門分野」の意に転用。
・-r Falke・・・鷹。「色あせた(fahl)羽根を持つ鳥」の意より。
・-s Fazit・・・結論。ラテン語のfacit(es macht ...)より。
・-e Festplatte・・・ハードディスク。英語hard diskの意訳借用。
・feststehen・・・確定している
・-s Viertel-, Halb- und ganze Finale・・・準々決勝、準決勝、決勝。決勝戦というよりは決勝リーグそのものを指すFinaleは元々、曲の終結部を表す音楽用語として17世紀にイタリア語から受容。スポーツに転用されるのは20世紀になってから。
・-e Firmenfeier・・・社内のお祝い
・flimmern・・・放映される。本来は「ちらちらと輝く」の意で、flammern(炎(Flamme)を上げる)より。
・in Folge・・・(中断なしに)続いて
・-e FPOe・・・Freiheitliche Partei Oesterreichs(オーストリア自由党)。1956年に発足した極右政党。2000-2007年にかけて国民党と連立政権。
・sich fragen・・・思案する
・-e Fragilitaet・・・もろさ、壊れやすさ。fragil(もろい)は、Fragment(断片)等と同様、ラテン語の動詞frangere(割る)に由来する語。
・Akk. frequentieren・・・(Akk.を)たびたび訪れる。ラテン語で同義の動詞frequentareより。
・freundlich・・・感じの良い
・fuer Akk.・・・(Akk.に)賛成して

G

・-s Gallup-Institut・・・正式にはOesterreichisches Gallup-Institut。世論調査の草分けであるアメリカ人George Gallupの名を受け継いだ、オーストリアの世論・市場調査研究機関。
・gaengig・・・流通している
・garantiert・・・確実に
・-e Gastronomie・・・飲食店営業。古代ギリシア語のgaste´r(腹)に由来。
・von Dat. Gebrauch machen・・・(Dat.を)利用する
・gebuertig・・・生まれの
・Akk. gefaehrden・・・(Akk.を)危険にさらす
・-e Gefaehrdung・・・危険な状態へともたらせること。
・gefuehlsmaessig・・・感情の上で
・gegen Akk.・・・(Akk.と)引き換えに
・gegensteuern・・・自動車のハンドルを切って方向のずれを修正する。転じて、防止策・対抗手段を講じる
・Dat. gegenueberstehen・・・(Dat.に対し何らかの)態度をとる。
・es geht um Akk.・・・(Akk.が)重要である。
・-r Geheimdienst・・・政府の諜報機関
・-e Gehoerbildung・・・音感教育
・fuer jdn. gelten・・・(jdn.に)適用される
・-s Gemaelde・・・絵画作品。元々は"Gemaltes"(描かれたもの)の意。
・gemein・・・allgemein、gemeinsamといった関連語からも分かるように、元々「共通の」という意味を持つ語ですが、多くに共通であるものというのはたいてい凡庸で無価値であることから、「卑しい」「腹立たしい」といったネガティブな意味へ発展。
・-r Gemeinsame Europaeische Referenzrahmen・・・ヨーロッパ言語共通参照枠。ヨーロッパ各語学習者の習得状況を明らかにするためのガイドライン。A1~2、B1~2、C1~2の六段階より成り、A2は基礎修了レベル。
・-s Gen・・・遺伝子。ギリシア語のge´nos(性・類)にちなんだ命名。
・gerechtfertigt < rechtfertigen・・・正当である
・-s Gespraech・・・話し合い
・Gewalt anwenden・・・暴力を行使する。(<walten(支配する))
・jdn fuer Akk. gewinnen・・・(jdnをAkk.の)味方に引き入れる。
・das Glas halb voll/leer sein・・・グラスに半分満たされた飲料物を「半分残っている」と見るかあるいは「半分空だ」と考えるかによって、その人が楽観的か悲観的か区別するという典型的な言い回し。
・-e Goldene Palme・・・黄金のシュロ、つまりフランス語のパルム・ドール(Palme d'Or)。カンヌ国際映画祭で授与される最高賞。シュロの葉Palmeはラテン語のpalma(手のひら)に由来する名称で、古代ギリシア以来勝利の象徴。
・sich im Grab umdrehen・・・「墓の中で寝返りを打つ」から、安らかに眠れない、草葉の陰で嘆くといった意。
・-e Neue Grippe・・・新型インフルエンザ。Grippeは18世紀にフランス語のgrippe(気まぐれ)を借り入れたもので、この病気が突然脈絡無く襲ってくることから。
・-e Grosse Koalition・・・大連立(議会の第1党と第2党による連立政権)。ここではSPOe(社民党)とOeVP(国民党)による連立のこと。Koalitionの語源はラテン語の動詞coalescere(一体となる)。
・grundsaetzlich・・・基本的に
・Grundwerte(pl.)・・・〔倫理学用語で〕譲りえぬ価値
・-e Gruenen(pl.)・・・緑の党。環境保護や少数者権利保護で知られる政党で、オーストリアでの設立は1986年。
・gruenes Licht geben・・・青信号、つまりゴーサインを出す

H

・Akk. fuer ... halten・・・(Akk.を...と)みなす
・-e Haltung・・・(特に信条に基づく)考え、態度。
・Das ist ein Hammer!・・・「それは素晴らしい!」という言い回し。ハンマーの一撃を受けたかのように衝撃を受けているという喩え。
・im Handel erhaeltlich sein・・・店で買える
・es handelt sich um Akk.・・・(Akk.にかかわる)問題である
・-e Hausordnung・・・ある施設内の使用者規則
・heftig・・・激しい
・heimisch・・・自国の。古高ドイツ語のheimisc(住まい(Heim)や故郷(Heimat)に属した)に由来。
・es heißt ...・・・...と述べられている。
・Akk. herausputzen・・・(Akk.を目立つよう)飾り立てる
・sich herausstellen・・・判明する
・der Herkunft(Gen.) sein・・・~の出自である
・sich ueber Akk. hermachen・・・(Akk.に)猛然と攻撃をかける
・herrlich・・・これ以上は考えられないほどに素晴らしく。古高ドイツ語のher(崇高な)より。
・Akk. herzeigen・・・(Akk.を)出してみせる
・heuer・・・今年。[南ドイツ・オーストリア・スイスでの言い回し。古高ドイツ語のhiu jaru(in diesem Jahr)より]
・heurig・・・本年度の
・Josef Hickersberger・・・サッカーオーストリアチームの監督(2008年)。コルドバの対ドイツ戦では選手として参戦。
・hinsein・・・失われている、壊れている。
・-s Hochamt・・・(特定の典礼書詠唱を伴う)荘厳ミサ
・-s Honorar・・・(特に自由業者への)謝礼。18世紀にラテン語のhonorariumがドイツ語化されたもの。
・-r Hort・・・託児所。「覆い隠されてあるもの」という原義から、「保護された場所」の意に。
・-e Hype・・・誇大宣伝。英語でhypodermic(皮下注射の)の略であるhype(麻薬の注射)より。

I

・IMAS・・・Institut fuer Markt- Sozialanalysen(市場・社会分析研究所)。リンツの世論調査機関。
・-r Imitator・・・物まね芸人。ラテン語で同義のimitatorからの受容で、さらにこの語はImago(像)に由来。
・immerhin・・・少なくとも
・immer schon・・・前々から
・-e Inhaftierung・・・逮捕、拘留。(<jdn. in Haft nehmen((jdn.を)逮捕する))
・-r Initiator・・・主導者、発起人。Initialenやinitiativeと同様、ラテン語のinitium(始まり)に由来する語。
・etw. inklusive・・・(etw.を)含めて。16世紀に中世ラテン語のinclusiveより借用。
・inklusive Dat.(pl.)・・・(Dat.を)含めて
・-e Integration・・・(社会的・文化的まとまりへの)統合。ラテン語のintegratio(全体の再建)より。
・-e Integrationsvereinbarung・・・(オーストリア外国人法の一部として2003年より執行されている)同化協定
・intensivmedizinisch・・・集中治療医学的に
・intern・・・内々の、内密の。ラテン語のinternus(内側の)より。
・Akk. involvieren・・・(Akk.を)巻き込む。ラテン語のinvolvere(包む)より。

J

・binnen Jahresfrist・・・一年以内に。Frist(期限)は、ゲルマン語根のpres-(vor-)とsta-(stehen)より成り、本来は「前に立つもの」の意。
・-r Jaenner・・・[オーストリアで]一月。ドイツ語で同義のJanuarはラテン語のIanuariusを取り入れたものだが、こちらはその平俗語版Ienuariusより。共にローマ神話の出入り口と扉の神であるJanusに由来。
・je mehr..., umso mehr...・・・...すればするほど、それだけいっそう...である。
・jeder fuenfte ...・・・...の5人に1人は
・jeweilig・・・そのつどの。"je Weilen(短い間ごとに)"より。
・-r Job・・・仕事。20世紀に英語のjobを借用。
・Josefstadt・・・ウィーン8区の別称。成立時の皇帝ヨーゼフ一世(Joseph I. 1678-1711)にちなんだ命名。
・jugendlich・・・14~18歳くらいの若さの
・-e Justizanstalt・・・司法施設

K

・-r Kaffeesieder・・・コーヒー店主。(オーストリア語) (<sieden(沸かす))
・-e Kampagne・・・キャンペーン。Kampf(戦い)やCampus(大学キャンパス)と同様、ラテン語のcampus(平野、戦場)に由来。
・-r Kardinal・・・枢機卿。カトリック教会で教皇に次ぐ高位聖職者の称号であり、教皇選挙権を持つ。ラテン語のcardo(蝶番)から、重要な位置を占める者という意に。
・Akk. kassieren・・・(Akk.を)徴収する、横領する。元にある名詞Kasse(金庫)はラテン語のcapsa(容器)に由来。
・"Kathpress"・・・主にオーストリアのカトリック教会関係ニュースを扱っている通信社。"Katholische Presseagentur"の略称。
・-e Kaufkraft・・・購買力
・KHM・・・Kunsthistorisches Museum Wien(ウィーン美術史美術館)の略称。1891年より一般公開されたこの美術館は、フェルメールの他、ブリューゲル、ラファエロ、ルーベンスなど、ハプスブルク家による貴重な絵画コレクションで知られています。
・-e Kinderbetreuungseinrichtungen(pl.)・・・子供の世話をする(betreuen)ための公共施設(Einrichtungen)
・sich an Akk. klammern・・・(Akk.に)しがみつく
・Akk. klarstellen・・・(何らかの誤解を取り除くよう、Akk.を)はっきりさせる。
・-e Kleine Zeitung・・・シュタイアーマルク州、ケルンテン州、東チロルの地方日刊紙。地方紙としてはオーストリア最大規模。日本語をあてれば『小さな新聞』。
・-s Klischee・・・決まり文句、一般化されたイメージ。元の意味は印刷用の鉛版で、フランス語のcliche´(模造品)より。
・-e Klientel・・・(集合的に)顧客(Klient)。ラテン語のcliens(農奴)より。
・-e Klimaschwankung・・・気候(Klima)の変動。Klimaの語源は、英語のclimaxと同じく、ギリシア語の"kli´ma"(傾斜)。
・knapp・・・ぎりぎり
・-e Ko-Infektion・・・重感染。1つの細胞に2つ以上のウイルスが同時に感染すること。Infektionはラテン語のinficere(中へ入れる)に由来。
・Akk. komplettieren・・・(Akk.を)補足して完全なものにする。ラテン語のcomplere(満たす)より。
・aus Dat. Konsequenzen ziehen・・・(Dat.から)結論を導き出す
・konservatorisch・・・(芸術作品などの)保護に関する。Konservator(文化財管理責任者)という役職名の形容詞形ですが、これはラテン語のconservator(守護者)に由来。
・konstatieren・・・はっきりと述べる。由来はフランス語の同義語constaterで、18世紀にドイツ語に取り入れられました。このconstaterはさらにラテン語の動詞constare(確かである)に由来。
・kontrovers・・・意見の対立する。ラテン語のcontro-versus(対立する)より。
・-koepfig・・・-人(数)の
・jdm. dreht sich alles im Kopf・・・めまいで(jdm.の)頭がくらくらする。[日常語]
・-e Krabbelstube・・・腹ばいになって進む(krabbeln、英語のcrawl)時期の幼児のための共同個室(Stube)、つまり乳児院。
・in Kraft treten・・・法的効力を持つようになる
・es geht jdm. an den Kragen・・・(jdm.が)責任を問われている、危機に瀕している。事態がKragen(襟)、つまり首にかかっているということからきた慣用句。
・Hans Krankl・・・オーストリアの元サッカー選手。コルドバの対ドイツ戦で、決勝点を含む2ゴールを挙げました。
・-s Kreuz・・・(キリスト教の)十字架。転じて、苦難や重荷。ラテン語で同義のcruxより。
・-s Kreuzzeichen・・・(手で切る)十字の印
・mit Dat. auf Kriegsfuss [stehen]・・・[茶化して](Dat.を)不十分にしか用いることが出来ない。フランス語の言い回し"sur le pied de guerre"を16世紀に意訳借用したもの。
・-s Kruzifix・・・十字架像。ラテン語のcrucifixum(十字架に磔にされたものの像)より。
・-r Kunstgutbestand・・・芸術財(Kunstgut)として所有してあるもの。
・-r Kurs < -r Kursus・・・コース、講習。ラテン語のcursus(走ること)より。
・kurzfristig・・・前触れなしに、突然
・-s KZ・・・ナチスにより設置された強制収容所(Konzentrationslager)の略称。

L

・landen・・・[日常語で]不意に予期せぬ場所に至る
・auf Dat. landen・・・(Dat.に)着地する
・-s Landesgesetz・・・州法。
・-r Landeshauptmann・・・(オーストリアで)州首相、州知事。
・-r Landesrat・・・[オーストリアで]州大臣
・-e Landesregierung・・・州政府
・-r Landesschulratspraesident・・・州教育庁長官
・-r Landtag・・・州議会
・-e Landtagswahl・・・州議会選挙
・laufen・・・(映画が)上映される
・laufend・・・絶えず
・Dat. lauschen・・・(聞き漏らしがないよう注意してDat.に)耳を傾ける、聞き入る
・in Lebensgefahr schweben・・・生命の危機に瀕する
・-e Lehrveranstaltung・・・(講義、演習など含めた)授業の総称
・Dat. zu Leibe ruecken・・・(厄介ごとであるDat.に)着手する。[<Leib(肉体)。英語のlifeと関連する語で、元々はやはりLebenの意。]
・Akk. leisten・・・(Akk.を)為す。ここでは、お金を払うこと。元々は古高・中高ドイツ語leist(痕跡)から、「跡をたどる」の意。
・Liberales Forum・・・自由フォーラム。1993年成立の自由主義小政党。
・in erster Linie・・・第一に重要なのは。in zweiter Linieは、これに比して重要度が劣ることを指します。
・-e Liste Dinkhauser・・・Liste Fritz Dinkhauser(リスト・フリッツ・ディンクハウザー)。2008年チロル州議会選挙より登場した小政党。
・-r Look-A-Like-Wettbewerb・・・そっくりさんコンテスト。英語のlookalikeより。
・Adolf Loos (1870-1933)・・・オーストリア・チェコスロヴァキアの建築家。過剰な装飾を廃した様式で著名。
・-e Luecke・・・隙間、空隙
・-e Lungenentzuendung・・・肺炎。Lunge(肺)の由来はLeichte(軽いこと)で、屠殺した動物の肺が水に浮くことから。

M

・-e MA・・・Magistrat(市当局)の略。ラテン語のmagistratus(お役所)より。
・drei Mal・・・中性名詞Malの複数形はMaleですが、このように複数回を表す場合でも単数形のまま用いることができます。(drei MaleでもOK)
・-e Malkunst・・・ウィーン美術史美術館所蔵の『絵画芸術』は、フェルメールによる最高傑作の一つとも評される油彩画。そのモチーフから『画家のアトリエ』とも呼ばれます。
・-s Manko・・・欠落。ラテン語のmancus(損なわれた)に由来。
・-e Mannschaft・・・チーム
・-s Marchfeld・・・モラヴァ川(ドイツ語でMarch)西方に広がる、900km²ほどの平野。
・-s Maerchen・・・おとぎ話、メルヘン。(<Maer(お話))
・massiv・・・大変持続性があり、大規模な
・-e Matura・・・(オーストリア・スイスで)大学入学資格試験。ドイツで言うAbitur。ラテン語のmaturus(熟した)より。
・mehrfach・・・一度ならず。19世紀にフランス語のmultipleを意訳借用した語。
・meinen・・・言う。
・Julius Meinl V.・・・1959年ウィーン生まれ。1983年よりマインル銀行頭取、2007年より同取締役会会長。英国籍を所有。
・meist(副詞)・・・大抵
・jdn. melden・・・(jdn.を)届け出る
・-r Methusalem・・・高齢の男性。元々は旧約聖書創世記に登場する、969年生きたという男性の名。
・zum Mikro greifen・・・マイクに手を伸ばす
・-s Minarett・・・イスラム教で、モスクに付設され礼拝時間告知を行う尖塔。アラビア語の語源はmanarah(光の塔)。昨年11月にはスイスで、ミナレット建設禁止令が、国民投票により可決されました。
・-r Missbrauch・・・誤用、濫用
・-e Mission・・・宣教。ラテン語のmissio(送り出すこと)より。
・Akk.1 in Akk.2 miteinbeziehen・・・(Akk.1をAkk.2に)数え入れる。
・mithin・・・それゆえ
・modifiziert < modifizieren・・・修正された。ラテン語のmodificare(適度にする)より。
・-r Moslem・・・イスラム教徒。アラビア語のmuslim(神に服従する者)より。
・-e Mutation・・・突然変異。ラテン語のmutatio(変化)より。

N

・-s Nachrichtenmagazin・・・ニュース雑誌
・-e Nachspielzeit・・・ロスタイム
・-r Nachwuchs・・・子供(たち)。動詞nachwachsen(後を追って育ってくる)より。
・namhaft・・・有名な
・-e Nationalratswahl・・・国民議会(下院)選挙
・-e Nationalratwahlen(pl.)・・・オーストリアの国民議会選挙。
・ganz nett・・・nettは「親切である」の意ですが、ganz nettは事柄や人物に対して、bravと同様に、「優れてはいるが、抜きん出てはいない」というニュアンスで用いられます。
・neuerlich・・・再度の
・nicht allzu・・・あまり~でない
・-e Niederlassung・・・定住。古高ドイツ語nidarlazan(下ろす)に由来し、17世紀より現在の意に。
・Akk. noetig haben・・・(Akk.を)必要とする。[<Not(急迫した状況)。英語のneedと同様、ロシア語のnuda(強迫)に関連する語。]
・-e NR-Wahl・・・Nationalratswahlの略。
・nur mehr・・・~でしかない

O

・oberoesterreichisch・・・オーバーエスターライヒ州の。オーバーエスターライヒ州はリンツを州都とする、オーストリア北西の州。
・-e Oberstufe・・・9年生ギムナジウムの上級3学年。日本の高校に相当。
・Oberwart・・・ブルゲンラント州の、いわゆるBurgenland-Romaが集まり住んでいる街。
・-e Obfrau・・・代表者である女性。[<ob(上の)]
・-r Obmann・・・代表者である男性。(<ob(上の))
・offen・・・空いた、空席の
・-e Optik・・・視覚的印象、外観。ギリシア語のoptike(見ることに関する)より。
・optimal・・・最良の。ラテン語bonus(良い)の最上級であるoptimus(最高の)より。
・sich an Dat. orientieren・・・(Dat.によって)自分の位置を確認する。動詞orientierenの由来はフランス語orient(日の出、東方)で、「太陽の昇る位置に従い方位を決定する」の意が発展したもの。
・vor Ort・・・現場で。元は鉱夫用語。
・Akk. orten・・・(Akk.を)認める
・-e Ortschaft・・・小規模な共同体
・-e OeVP・・・Oesterreichische Volkspartei(オーストリア国民党)。第二次大戦後より、主に社民党とともに連立政権を担ってきた中道右派政党。

P

・-r Pauschalbetrag・・・総額。Pausch(e)とは元々、馬の鞍の一部品。
・-e Peinlichkeit・・・痛々しいこと
・per Akk.・・・Akk.によって
・-r Platz・・・順位。英・仏語のplaceと同様、語源は「広い通り」を現すギリシア語のplateia (hodo´s)。
・den -ten Platz belegen・・・-の順位を占める。
・-e Platzierung・・・入賞。
・Akk. pluendern・・・(Akk.を)略奪する、剽窃する。元にある名詞Plunder(がらくた)は元来「家具、衣類」の意であり、それを奪い取ることから来た動詞。
・-r Pneumokokkus・・・肺炎球菌。Pneumo-(肺の)はギリシア語のpneuma(空気、息)、Kokkus(球菌)はラテン語のcoccus(種)より。
・-e Predigt・・・(教会での)説教。ラテン語の動詞prae-dicare(公示する)に由来。
・-e Premiere・・・初演。ラテン語のprimarius(最初のものたちの一人)より。
・-r Problemfall・・・問題となる事柄、人物など
・profitieren・・・利益を得る。ラテン語のproficere(前進する、急ぐ)に由来。
・profund・・・深みのある、徹底した。ラテン語のprofundus(底知れぬ)より。
・-e Provisionsschinderei・・・手数料の搾取。Provisionはラテン語のprovidere(予見する)より。Schinderei(絶えざる搾取)は元々、中高ドイツ語のschint(果物の皮、英語のskinと同根)を剥ぐことより。
・-r Prozentsatz・・・パーセンテージ

Q

・"Quinzaine des Re´alisateurs"・・・カンヌで映画祭と平行して行われる「監督週間」。フランス語の原意は「監督たちの二週間」
・-e Quittung・・・領収書。中世ラテン語のquietare(解放する)より。
・-e Quote・・・全体に対する比率。ラテン語の疑問詞quot(どのくらい?)に由来。

R

・-r Rachen・・・咽頭、のど。古高ドイツ語のrachison(咳払いをする)より。
・-r Rang・・・地位。語の由来は、輪(Ring)になっての集いにて生じる序列より。
・Raeumlichkeiten(pl.)・・・大きな、複合された部屋
・-e Regel・・・規則。ラテン語のregula(直定規)に由来。
・-r Rennbahnweg・・・「競争路」を意味するこの通りの名は、かつて繋駕速歩レース(競馬の一種)用の道であったことから。
・renommiert・・・高い名声を持つ。〔<renommieren(自慢する)。フランス語のrenommer(何度も名(nom)を挙げる)より。〕
・relevant・・・重要な。ラテン語の動詞re-levare(持ち上げる)から、「はかりを持ち上げる重み」というイメージを経由して、重要である、という意味が生じました。
・-r Restaurator・・・修復技師。18世紀に後期ラテン語のrestaurator(修復者)より取り入れられた語。
・aus Dat. resultierend・・・(Dat.から)結果として生じている。動詞resultierenは英語のresultと同様、ラテン語のresultare(跳ね戻る)に由来。
・-e Rezession・・・不況。20世紀後半になって英語のrecessionから借用した語で、由来はラテン語のrecessio(後ずさりして距離をとる)。
・-e Riegersburg・・・シュタイアーマルク州に存する城
・rollen・・・車輪を回転させながら進む。ラテン語のrotulare(小さな輪を回す)より。
・-r Rom・・・ロマ。19世紀以降主に南東ヨーロッパに移り住み、かつては英語でgypsy(「エジプトから来た人」の意)、ドイツ語でZigeunerと呼ばれていたインド由来の民族。
・-s Romanes・・・ロマ語
・rund・・・およそ
・rund um Akk.・・・(Akk.を)ぐるりとめぐって

S

・saemtlich・・・全員そろって
・saisonbedingt・・・シーズンに左右される。フランス語からの借用語であるSaison(季節、最適な時期)の由来はおそらく、ラテン語のsatio(種蒔きの時期)。
・-r Saengerknabe・・・少年聖歌隊員。Wiener Saengerknabenで、ウィーン少年合唱団。
・Akk. schaffen・・・(Akk.を)成し遂げる
・-r Schatz・・・宝物
・an Dat. scheitern・・・(Dat.のために)失敗する。scheiternはsein支配の自動詞。
・-e Schiene・・・レール。本来英語のshinと同様、脛骨(Schienbein)を意味していた中高ドイツ語schineの転用。
・Akk. schildern・・・(Akk.を目に浮かぶよう)語り伝える。オランダ語のschilderen(紋章を描く)より。
・-r Schlaganfall・・・卒中発作。(<der Anfall(発作))
・Akk. schlagen・・・(Akk.を)破る、打ち負かす
・-e Schlagzeile・・・(新聞一面の)大見出し。(<der Schlag(打撃)、die Zeile(行))
・eine schlechte Presse haben・・・新聞で悪し様に論評される
・-e Schneeflocken(pl.)・・・雪片
・-e Schuleinschreibung・・・学籍登録、入学手続
・-r Schulgemeinschaftausschuss・・・親、教師、生徒により構成される学校内委員会
・-r Schulhof・・・(休み時間に生徒がいる場所としての)校庭。"am Schulhof"で「休み時間に」という意。
・-e Schulung・・・教習、講習
・-r Schuster・・・靴屋。ラテン語のsutor(靴直し)より。
・-e schwarz-rote Koalition・・・黒は国民党、赤は社民党のシンボルカラーで、両者による連立政権のこと。
・schwelend・・・炎を上げずに燃える、表面には出ずくすぶる
・schwerwiegend・・・重々しい
・segeln・・・帆走する、颯爽と進む。
・-s Segment・・・部分。16世紀にラテン語のsegmentum(切断)を借用。
・seit Dat.・・・ドイツ語の前置詞seitは、英語のsince(~以来)のみならず、for(~の間)の意味も取ります。
・-s Seminar・・・演習、ゼミ。ラテン語のseminarium(種苗栽培園。semen(種子)に由来)が16世紀にドイツ語に取り入れられ転用されたもの。
・auf Akk. setzen・・・(Akk.に)賭ける
・Akk. sicherstellen・・・(Akk.を)押収する
・sinken・・・減少する
・sitzen・・・牢屋にぶち込まれている
・skeptisch・・・懐疑的な。18世紀、ギリシア語のskeptiko´s(熟慮した)より。
・soeben・・・ちょうど今
・sofortig・・・即座の
・sollen・・・~と言われている
・sollte > sollen・・・接続法II式、実現していないことへの要求を表します。
・fuer Akk. sorgen・・・(Akk.を)もたらす, 引き起こす
・sorgfaeltig・・・慎重に。 「苦労のしわ(Sorgenfalten)を額に浮かべて」より。
・-r Sozialminister・・・Bundesminister fuer Arbeit, Soziales und Konsumentenschutz(労働・社会福祉・消費者保護担当連邦大臣)の略称。
・-e Spende・・・寄付金。ラテン語のspendere(費やす)より。
・-r Spiess・・・焼き串。spitz(尖った)と同様、ラテン語のspica(穂)等に由来。
・-e Spionage・・・諜報活動。フランス語で同義のespionnageより。
・Spitzeldienste(Pl.)・・・諜報活動。(< Spitz(小型犬スピッツ))
・spitzen...・・・先頭の、トップクラスの...
・-e SPOe・・・Sozialdemokratische Partei Oesterreichs(オーストリア社会民主党)。1888年に母体が発足し、伝統的に議会第一党の座を占めてきた中道左派政党。
・-r Sprecher・・・スポークスマン
・-r Sprengstoff・・・爆薬
・sprich・・・つまり、要するに。
・-r SS-Offizier・・・ナチス親衛隊(Schutzstaffel)の将校
・-r Staatsanwalt・・・検察官
・-e Staatssicherheit・・・国家公安局(Staatssicherheitsdienst)
・stabil・・・しっかりした、不変の。ラテン語でほぼ同義の形容詞stabilisより、18世紀に借用。stabilisは動詞stare(立つ、ドイツ語のstehen)に関連。
・stagnieren・・・停滞する。ラテン語のstagnum(静止水)に由来。
・-r Stammgast・・・常連
・stark・・・〔日常語で〕素晴らしい
・Akk. stilisieren・・・(Akk.を)様式化する
・-e Stilkunde・・・様式論
・-e Stimmbildung・・・発声訓練
・-r Stimmenanteil・・・得票率
・H. C. Strache・・・Heinz-Christian Strache (1969-)は、右派政党オーストリア自由党の党首。
・Johann Strauss・・・ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)は、「ワルツ王」と称されるオーストリアの作曲家。代表作は他に「美しき青きドナウ」、「こうもり」など。
・Akk. aus Dat. streichen・・・(Akk.をDat.から)抹消する。streichen(線を引いて消す)の転用表現。
・-r Studienautor・・・学術的な研究調査(Studie)を文書により準備・公表する者。
・-r/-e Studierende・・・大学生。Student/inの別の言い方。
・stehen・・・(ある状態に)ある
・sich gegen Akk. stellen・・・(Akk.を)認めず、妨害しようとする態度を取る
・sich hinter Akk. stellen・・・(Akk.を)支持する
・-e Stellungnahme・・・態度表明
・Akk. stimulieren・・・(Akk.を)促進する。ラテン語のstimulare(とげで刺す)より。
・-s Strassenschild・・・街路名表示板
・Akk. aus Dat. streichen・・・(Akk.をDat.から)消し去る。
・-r Strippenzieher・・・操り人形師、影で糸(Strippe)を引く者。Strippeはギリシア語のstro´phos(綱)に由来。
・-e Studiengebuehren(pl.)・・・大学の学費。Gebuehren(公的料金)の意味は、動詞jm. gebuehrn(~に当然与えられる)より。
・Sturm・・・SK(Sportklub) Sturm Graz。イビチャ・オシムが1994~2002年に指揮した、オーストリア・ブンデスリーガのチーム。
・-r Superintendent・・・福音派教会の教区監督。ラテン語のsuperintendere(監視にあたる)より。

T

・tagtaeglich・・・例外なく毎日
・Tantiemen (pl.)・・・印税、著作権使用料。ラテン語のtantus(それほどたくさんの)より。
・-r Tarnname・・・偽名。(< tarnen(カムフラージュする);古高ドイツ語のtarni(隠された)より)
・Akk. teilen・・・(Akk.を)分かち合う、共有する
・an Dat. teilnehmen・・・(Dat.に)参加する
・Themen > -s Thema・・・テーマ、論題(複数形)。15世紀にラテン語のthema(ギリシア語のthe´maに由来。原義は「置かれたもの」)より。
・-r Tiefststand < Tiefstand・・・最低水位、どん底
・-e Tiroler Tageszeitung・・・チロル州で最も有力な日刊紙。Tirolerの-erは、地名につけて無変化の形容詞とするもので、日本語をあてれば『チロル日報』。
・-e Todesstrafe・・・死刑
・tolerierbar・・・耐えうる、受け入れうる
・-r Tonsatz・・・和声学と対位法
・-r Trainer・・・監督。19世紀に英語のtrainerが取り入れられたのが始まり。
・von Dat. traeumen・・・(Dat.を)夢見る、望む
・-e Trauung・・・結婚式
・-e Trilogie・・・三部作。ギリシア語のtrilogi´a(三つの(tri-)言葉(lo´gos))より。
・trotz Gen.・・・(Gen.)にもかかわらず
・-r Total-Flop・・・全くの不成功
・-r Tribut・・・(特に打ち負かされた部族などが勝者に与えねばならない)貢物。ラテン語のtributum(tribus(古代ローマの選挙区)に課せられた税)より。

U

・ueber Akk. hinaus・・・(Akk.を)越えて
・-e Ueberalterung・・・高齢化
・ueberaus・・・きわめて。
・uebereinstimmend・・・一致した。
・ueberhandnehmen・・・(何か不快なものが)激増、蔓延する。
・ueberhaupt nicht・・・全く~ない。ueberhauptは中高ドイツ語の"ueber houbet(一頭づつ数えなおすことなしに、まとめて)"という、家畜取引上の言い回しに由来。
・es kostet jdn. viel Ueberwindung・・・(jdn.にとって)かなりの決意を要する。
・jn. ueberzeugen・・・(jn.を)納得させる。原義は「法廷で証人(Zeuge)によって罪を認めさせる」。
・um Akk.・・・[差額など](Akk.)だけ
・-e Umfrage・・・アンケート。
・Akk. umrechnen・・・(Akk.を)換算する
・sich umsehen・・・見て回る
・unheimlich・・・ものすごい。中高ドイツ語のunheim(e)lich(よく知られていない)より。(<heimlich(密かな))
・-e Unschludsvermutung・・・推定無罪
・-e Unsumme・・・とんでもない巨額。ラテン語のSumma(最高数)より。
・-e Untat・・・悪行
・sich Dat. unterziehen・・・(Dat.を労苦を伴って)受ける、被る
・-e Untreue・・・背信、背任
・unversehrt・・・無傷で。動詞versehren(傷つける)の完了形の否定形が、形容詞として用いられているもの。この動詞は、副詞sehrと同じく、古高・中高ドイツ語の"ser"(痛み、痛い)に由来。

V

・-e Verabreichung・・・(薬、食事などを)与えること
・jdn. Gen. verdaechtigen・・・(jdn.にGen.の)疑いをかける
・mit Dat. vereinbar・・・(Dat.と)一致しうる
・verfahren・・・やり方をする
・Akk. zur Verfuegung haben・・・(Akk.を)自由に使えるものとして持っている
・-e Vergletscherung・・・氷河化。〔<Gletscher(氷河)。平俗ラテン語のglacia(氷)より〕
・-s Verhoer・・・尋問
・verlaufen・・・延びる
・Akk. an jmdn verleihen・・・(Akk.をjmdnに)貸す
・verleihen・・・貸す。
・an Dat. verlieren・・・(Dat.を)喪失する
・Vermeer・・・Jan Vermeer(1632-1675)は特に室内画で名高いオランダの画家。実際の発音は「フェルメーア」に近いです。
・Akk. verpassen・・・(Akk.を)逃す
・Akk. verschandeln・・・(Akk.を)醜悪にする。Schande(恥辱)を加えるの意より。
・sich verschlechtern・・・さらに悪化する
・-e Versoehnung・・・和解、宥和。中高ドイツ語のversueenen(罪(Suehne)を償う)より。
・sich ueber Akk. verstaendigen・・・(Akk.について)合意に達する
・sich mit Dat. vertragen・・・(Dat.と)調和する
・vertreten sein・・・代表として出席している
・-e Vertretung・・・代表。
・jdn. vertroesten・・・(jdn.に対し)約束や希望を先延ばしにする。古高ドイツ語のfertrosten(保証する)より。
・Akk. verurteilen・・・(Akk.を)厳しく批判する、完全に拒否する
・vielleicht・・・要求文の文頭に置かれた場合、「~していただけますね」という強い促し。15世紀に中高ドイツ語の"vil lihte"(sehr leicht)がくっつけられて一つの副詞に。
・-e Vokalausbildung・・・声楽教育
・-e Volksschule・・・(オーストリアでの)小学校ないし小・中学校。義務とされる入学年齢は6歳で、第1~第4(もしくは~第9)学年を担当。
・gegen Akk. vorgehen・・・(Akk.に対抗するように)行動を起こす
・vorlaeufig・・・さしあたりの、暫定的な
・Akk. vorlegen・・・(Akk.を公に)示す
・-e Vorlesung・・・講義。vorlesen(大声で読み上げる)より。
・jdm. vorliegend・・・(jmdm.に)提出されている
・Akk. vornehmen・・・(Akk.を)する
・Akk. vorsehen・・・(Akk.を)規定している
・-e Vorstehnung・・・管理責任者
・-r Vorstoss・・・目標への強引果敢な前進
・Akk. vorweisen・・・(Akk.を)提示する
・jm. Akk. vorwerfen・・・(jm.に対しAkk.を)非難する
・-r Vorwurf・・・非難 (< vorwerfen)
・Akk. vorziehen・・・(Akk.の)時期を早める

W

・Wahl-・・・(当人が生まれ育った場所ではない)街や国の住民であることを示す前綴り
・-r Waehler・・・投票者、有権者
・-e Wahlkarte・・・オーストリアで、不在者投票用紙。ドイツではWahlschein。
・wandelbar・・・変化しうる、不安定な。
・wechseln・・・場所替えをする
・weg muessen・・・去らねばならない
・wehtun・・・痛む、痛みを与える。
・-s Weihnachtsgebaeck・・・クリスマス用クッキー。Gebaeckは元々、"auf einmal Gebackenes(一気に焼き上げられたもの)"の意。
・-e Weihnachtsstimmung・・・クリスマスの雰囲気
・jdn. werben・・・(jdn. を)勧誘して獲得する。古高ドイツ語hwerban(廻る)に由来。
・weitaus・・・(比較級・最上級の前で)はるかに
・weiterhin・・・相変わらず。
・weitgehend・・・大幅な、ほぼ十分な
・sich in Widersprueche verwickeln・・・矛盾に陥る
・wiederum・・・他方では。
・-r Wiener Kongresses・・・ウィーン会議(1814-1815)は、フランス革命・ナポレオン戦争後の事態収拾のため行われたヨーロッパ各国首脳による会議。
・wirken・・・(何かの様態の)印象を与える
・-r Wissenschaftsminister・・・正式にはBundesminister fuer Wissenschaft und Forschung (科学・研究大臣)。大学を始めとした研究機関での研究・教育支援を主に担当。
・Wohnung bzw. Haus・・・Wohnungはアパートなどの住居、Hausはそれも含めた家屋そのもの。bzw.はbeziehungsweise(もしくは)の略。
・sich wundern・・・驚く

Z

・zeugenschaftlich・・・証人(Zeuge)の
・Helmut Zilk・・・1927年ウィーン生まれ、ジャーナリストにして社会民主党(SPOe)所属の政治家。1983-1984にオーストリア教育・芸術相、その後1994までウィーン市長に就任。
・Zuckerbrot und Peitsche・・・菓子パンと鞭、つまり恩恵と懲罰。ドイツ帝国宰相ビスマルクの政策を表現する言葉として知られるようになり、日本語では「アメとムチ」として定着。
・zudem・・・そのうえ
・im Zuge Gen.・・・(Gen.の)成り行きにおいて
・zulegen・・・(「肉がつく」から転じて)票を伸ばす。
・sich Akk. zulegen・・・[日常語で](Akk.を)入手する
・zumeist・・・たいてい
・zuendend・・・感動させる、胸を打つ。動詞zuenden(点火する)より。
・zuvor・・・以前に。
・-e Zuwandrung・・・移住
・-e Zwangsbeglueckung・・・何か疑わしい価値のものを与え、そこから逃れる可能性を与えないこと。Zwang(強制)は古高ドイツ語のthwanga(ぎゅっと押し付けること)より。
・-e Zweite Republik・・・第二共和政。第二次大戦後オーストリアの政治体制を指す表現。


 HOME